2021-06-02 第204回国会 衆議院 国土交通委員会 第20号
当初は全部戻すと約束したんだけれども、技術的には困難で、山梨、長野側へ湧水を流出せざるを得ない、完成後に戻しますよと言っているんだけれども、それには十年から二十年かかるというわけであって、それでは六十二万人の生活用水を守るということと非常に対立する問題である、水と生活を犠牲にすることはあってはならないだろうということで、やはりこの水循環基本法の改正がそうしたことにもしっかりと対応できるようにしていくべきではないか
当初は全部戻すと約束したんだけれども、技術的には困難で、山梨、長野側へ湧水を流出せざるを得ない、完成後に戻しますよと言っているんだけれども、それには十年から二十年かかるというわけであって、それでは六十二万人の生活用水を守るということと非常に対立する問題である、水と生活を犠牲にすることはあってはならないだろうということで、やはりこの水循環基本法の改正がそうしたことにもしっかりと対応できるようにしていくべきではないか
また、その後、平成二十九年一月にJR東海から静岡県に送付された事後調査報告書におきまして、導水路トンネル及びポンプアップによるトンネル湧水を大井川に戻す措置を講じる旨が示されました。 これに対しまして、静岡県知事は、平成二十九年四月にJR東海に対して全量を恒久的かつ確実に大井川に戻すことを早期に表明すること等の意見を提出したところです。
先ほど来の委員の御指摘で、例えば丹那トンネルの経験でございますとか、そうした実際の工事においてトンネルの湧水をどうやって最少化していくか、止水対策をしていくかという議論。 それから、丹那トンネル等でもそうですけれども、トンネルの直上部あるいはその周辺部におきまして、大井川上流域における地下水位の低下などによってどういう影響があるか。これは、自然環境への影響が考えられますので、その問題。
先ほど委員御指摘のとおり、このトンネル掘削による湧水を実際の現場でどれだけ少なくできるかということは非常に重要な課題であるというふうに考えております。
さらに、そのコアボーリングの結果、破砕帯の存在により、先進掘削時に多くのトンネル湧水が想定される範囲におきましては、先進坑の掘削がその範囲に近づいた時点でトンネル掘削工事を一時中断し、トンネル周辺や切り羽前方に対し薬液注入を行い、トンネル湧水を低減する、そういう非常にきめ細かい対策を今検討しているところ、予定しているところでございます。
国土交通省が設けました有識者会議では、現在、水資源に関する論点で、トンネル湧水の全量の大井川表流水への戻し方及びトンネルによる大井川中下流域への地下水への影響について、科学的に議論を行わせていただいております。 御指摘の座長コメントにつきましては、令和二年七月の第四回有識者会議後の座長記者会見において、一部報道等が地元等に誤解を招くような事象が発生をいたしました。
これはもう二年半も前のことですから考えは改まっているかもしれませんけれども、大井川は毎年のように渇水に悩まされていて、静岡県は湧水全量を戻すよう要求しているんです。別に静岡県のエゴじゃなくて、そこにいる人たち、流域の方々の人生と過去と未来を守るために取り組むべきなんですけれども。
国土交通省が設けました有識者会議では、現在、特に、大きな水資源に関する二つの論点でございます、トンネル湧水の全量の大井川表流水への戻し方と、それからトンネルによる大井川中下流域の地下水への影響について、科学的、工学的な議論を行っているところでございます。
また、事前調査につきましては、地下計画の具体化に当たりまして、環境に与える影響の予測評価や保全対策の検討を目的としまして、地形、地質の分布状況を確認するためのボーリング調査、地下水の高さや流向を把握するための地下水の変動観測、湧水の場所や湧出量の測定、既存井戸の水位、水質の測定などを行っております。 また、着手後においても同様の調査を実施しているところでございます。
例えば、トンネルを掘るときの湧水が県外に出てしまうのではないかという問題、それから、大井川の中下流域で地下水に影響が出るのではないか、これは水の問題ですね。そして、地下水位が低下したり沢がれが起こったりすると、そこに希少生物がいる生態系への影響が大きいのではないか。それから、掘削土の処理に伴う生態系や環境への影響、これも心配されています。
国土交通省が設けた有識者会議では、現在、特に大きな水資源に関する二つの論点であるトンネル湧水の全量の大井川表流水への戻し方及びトンネルによる大井川中下流域への地下水への影響について科学的、工学的な議論が行われているところです。 この有識者会議の透明性を確保するために、会議の報道関係者の傍聴、会議後の記者ブリーフィング、議事録の速やかな公表を行ってまいりました。
JR東海が、これまで言っていた湧水の全量回復、大井川の工事によって出てしまう湧水の全量回復について当初は言っていたんですが、二〇一九年八月に、一定期間湧水を戻せないという発言があった、そういう報道がございました。これも資料で新聞報道をつけさせていただいているというふうに思います。
国土交通省としましては、この有識者会議の趣旨は、これまで静岡県とJR東海の間で行われてきた議論等の検証でございまして、特に大きな水資源に関する二つの論点でありますトンネル湧水の全量の大井川表流水への戻し方及びトンネルによる大井川中下流域の地下水への影響について科学的、工学的に議論する場であることを、会議の発足に当たり確認させていただいたところです。
それから、率直に言って、宜野湾市ですと、湧水が一日に一万、二万トン出ます、下の方でですね、それに全部PFASが入っているわけです。 つまり、いかにこの我々の自然の水が汚染されているか。沖縄市でもそうなんです。今、公園でこの子供たちが遊んでいる池が、これが入っているということが明らかになって、これがもう入ることを禁止ということになっています。
○清水分科員 技術検討報告書には、先ほど言いました詳細設計にかかわるような問題点とあわせて、例えば地下水位の経年変化、これによって出水とか湧水とか、そうしたことにより工事に影響が出てくるという可能性もある、この間、実際にそういう出水事故が起こっている現場でもありますので、そうしたことが技術検討報告書に記されているのかといえば、そうではないんです。
それから、今大臣おっしゃいましたね、湧水、これも阿蘇の地形の関係で大分県に大量に湧いてきて、すごいきれいな水、それから水源地があるということなんです。水は大事だということを言いたいがために磨崖仏の話をしたんですけどね。 私の分野から言わせていただくと、人体の六割は水ですね。赤ちゃんは七割、老人になってくると五割、だから年取ると枯れてくると言うわけですけど、胎児は大体九割です、水分が。
いろんな水源を持つ、そして、いろんな自治体で私も体験していますけど、地方の水源があって、湧水があって、それを水道に活用している、そういう自治体もあります。
そもそも、それを私自身が特に認識したのは、福井県のおおい町ですか、地下水が農業用水等、工業用水等でさまざま使われたがために枯渇したために、陥没や地域の環境悪化につながり、今は、それをきちんと管理することで、美しい水の環境が湧水地も含めて取り戻すことができたという事例を見に行ったことがきっかけでもございます。
特に、鹿児島は、皆さん、なかなか米はとれないんじゃないか、芋あるいは野菜、果樹が中心なんじゃないかというイメージをお持ちかもしれませんが、今回、この噴火の影響が出ている伊佐市あるいは湧水町、もちろん宮崎県も含まれるわけでありますが、特に伊佐米あるいは湧水米というのは県内でも大変なブランド米でありまして、鹿児島県の中では寒暖の差もある地域であるがゆえに、大変おいしいお米がとれる。
きょう宮路議員からもお話ありましたように、えびのとか湧水、それから伊佐市、日本の名立たる米どころで、おかずが要らずにお米が食べられる、非常においしいお米ができるところです。農家の落胆というのは本当に想像にかたくないところであります。
それから、きょうも、えびの、伊佐、湧水の首長さんたちが大臣室にお越しになりますので、よくお話を伺いながら、対策をきちっと講じていきたいと考えています。
なお、トンネルの湧水につきましては、トンネル外周で導水いたしまして地上に排水することで、トンネル内部への流入を防止する処置をしておりますが、その一部がトンネル打ち継ぎ目からしみ出していることは日常的に確認をしております。しかし、その量は僅かでございまして、トンネルの躯体構造に影響を及ぼす量ではございません。
この事後調査報告書に対して、静岡県知事は、本年四月三日、JR東海に対しまして、「本県境界内で発生するトンネル湧水は、」「本県にとっては貴重な水資源の賦存量の一部」であり、「溶存成分等の水質や水温に問題がないことを確認した上で、全量を恒久的かつ確実に大井川に戻すことを早期に表明すること。」といった意見を提出しております。
静岡県では、南アルプスをぶち抜くトンネル工事で発生する湧水について、静岡県知事が、全量を恒久的に大井川に戻すことを求めております。 四月二十七日、JR東海が回答したと思いますけれども、その回答はどのようなものだったか、お示しいただきたいと思います。
○本村(伸)委員 済みません、それは、静岡県が求めた、「トンネル湧水を、溶存成分等の水質や水温に問題がないことを確認した上で、全量を恒久的かつ確実に大井川に戻す」ということなんでしょうか。
開通時期につきましては、隣接区間のトンネル施工におきまして、破砕帯からの突発湧水が発生するなど難工事となったことから、トンネル区間の掘削状況を踏まえながら検討してまいりたいと存じます。 引き続き、地域の皆様の御協力をいただきながら、三遠南信自動車道の早期開通に向けて努力をしてまいりたいと存じます。
もちろん、国土交通省もそうですし、環境省も関与する問題でありますが、内水面漁業の振興ということは河川の環境の整備ということに直結しますので、私個人としましては、私が今名前を挙げた特定の河川に限らないんですが、かつては、自然の湧水、水が湧き出ているところがたくさんあって、淡水魚は、例えばサケなんかは水温変化があるところでふ化をするというふうに言われております。
建設候補地は、環境省が選定した全国名水百選の尚仁沢湧水群や天然記念物のイヌブナ自然林を含む栃木県自然環境保全区域に隣接をし、周辺には希少生物も生息している貴重な場所であります。 伊藤環境副大臣にお尋ねをいたします。 このような場所への候補地選定は、町民の皆さんに大きなショックを与えるものでした。
なお、このような措置を講じたとしても、一定程度のトンネル内への湧水は避けられないと想定されることから、この影響の回避、低減を図るため、JR東海においては、トンネル湧水を自然流下により大井川に戻す導水路トンネルの設置を検討していると承知をしております。 国土交通省といたしましては、この導水路トンネルの費用が必要以上に過大なものとならないよう、JR東海を指導監督してまいりたいと存じます。
資料、一つ飛びますが、四の一ですが、山梨実験線の建設のためにトンネル工事がされていますが、都留市にあるトンネルのすぐ下に行くと、トンネルから水が出たということで湧水をためる貯水槽がありました。ただ、全て出た水がこの貯水槽に入っているわけではなくて、その隣には池もありました。この池は、リニアの実験線が造られて、景観が壊れて、騒音もあり、日照も悪くなったということで転居された方の跡地だそうです。
○国務大臣(山本公一君) 環境大臣意見では、地下水がトンネル湧水として発生して、地下水位の低下、河川流量の減少及び枯渇を招き、ひいては河川の生態系に不可逆的な影響を与える可能性が高いことを指摘して、これらについて十分な環境保全措置を求めております。事業者であるJR東海においては、責任ある事業主体として、環境大臣意見を踏まえ、具体的かつ適切な環境保全措置を講じていただきたいと思っております。